いよかんといえば「愛媛」が有名ですね。
実際愛媛県でもたくさん生産されているのですが、一番最初に発見されたのは、愛媛ではなく、山口県だと言われています。
これが明治時代のこと。
その後、昭和になってから、愛媛県の松山市に住む宮内さんの畑でさらに美味しい伊予かんが発見されました。
現在ではそれから増やされた宮内伊予かんが各地でつくられています。
2月から3月頃に美味しくなります。
これも、八朔と同様、12月のうちに収穫して貯蔵した後に出荷される物と、完熟してから出荷される物があります。
やはり、樹上で完熟させた物の方が美味しいようです。
ただし、あまりに樹上ならせておくと、ある一時期から逆に老化現象のような状態が起こり始めます。
果汁分が少なくなり、香りもおとり、全体的にぼやけた味になってしまうのです。
ですから、その見極めが大切です。
手に持ったとき、ずっしりとしていて、皮にハリがある物を選びたいですね。
他の中晩柑類に比べて果実の色は赤身が強く、皮もうすめです。
ただ、手で剥くのは困難なので、包丁などの刃物が必要です。