「オレンジ色」のことを「だいだい色」とも言いますね。
この「だいだい」とは、柑橘類の一種で、立派に「橙(だいだい)」というミカンがあるのです。
一般的には、食べたことがない方の方が多いと思われるほど、食用としては流通していません。
しかし、誰もが一度は目にしたことがあると思われます。
それは、お正月飾りに鏡餅の上にのせたり、しめ飾りの中央に下げたりするミカンだからです。
この「橙」は、「だいだい」と言う名前から、「子孫が代々繁栄する」と、縁起を担いで使われるようになりました。
最近は、大きいお飾りが嫌われたり、保存性の観点からプラスチックの作り物のミカンや、小さなウンシュウミカンで代用している物も多くなっていますが、本来はこの橙を使います。
この橙、お飾り用に収穫するときは、12月中の青いうちに収穫しますが、樹にならせておけば翌年の1月?2月には赤味の強いオレンジ色になります。
これが、まさにだいだい色。
この橙、実は食用としても充分使えます。
といっても、酸が強めで甘みが少ないので、生で食べるのには不向きです。
お鍋の時に果汁を絞って、「ポン酢」として使うと大変香りが良いので、手に入ったらお試し下さい。